資本金が
暗号通貨を売買するだけではなく、貸し出すことによっても年率1%~3%の利息を受け取ることができ、運用の自由度が高いことが特徴です。
SBI VCトレードの特徴
SBI VCトレードは、その名の通り「SBIグループ」が運営する取引所です。SBIと言えば、すでに「SBI証券」や「SBI FXトレード」など数々の投資関連サービスを提供しています。
そしてSBI VCトレードでは、それらの金融業で培ったノウハウを活かして、高いセキュリティと充実した取引環境を用意しています。
また高品質のトレード環境は、初心者でも取り組みやすい環境づくりにも繋がっているのです。特にスマホアプリは、未経験者でも使いやすいうえに高性能だと人気を集めています。
「住信SBIネット銀行」と連携すれば即時決済も可能なので、初心者はもちろん中上級者の方でも満足できる環境なのは間違いありません。
まずは、SBI VCトレードの基本スペックに就いて解説します。
会社概要 | |
---|---|
会社名 | SBI VCトレード株式会社 |
設立 | 2016年11月1日 |
資本金 | 19億9,000万円(資本準備金を含む) |
本社所在地 | 〒106-6021 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー |
サービス内容 | ||
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取引形式 | 現物取引 | 取引所 |
販売所 | ||
レバレッジ取引 | ― | |
― | ||
最低取引額(BTC) | 販売所 | 0.0001BTC |
取引所 | 0.0001BTC | |
レバレッジ取引 | 証拠金取引 | ― |
先物取引 | ― | |
証拠金 | ― | |
追証基準 | ― | |
ロスカット基準 | ― | |
アプリ | ・取引所アプリ:Cool X Wallet ・トレード専用アプリ:VCTRADE SP |
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その他サービス | ・仮想通貨のレンディング |
各種手数料 | ||
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法定通貨手数料 | ||
入金 | ・無料(住信SBIネット銀行の即時決済サービスのみの受付) | |
出金 | ・住信SBIネット銀行への出金:税込50円 ・住信SBIネット銀行以外への出金:税込160円/税込250円(3万円以上) |
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暗号資産手数料 | ||
入金 | 無料 | |
出金 | 無料 | |
現物取引手数料 | 売買レートに実質的に手数料相当分が含まれる | |
信用取引手数料 | ― | |
先物取引手数料 | ― | |
その他の手数料 | ― |
SBI VCトレードは、「SIB証券」や「住信SIBネット銀行」「SBI FXトレード」などの金融サービスでお馴染みのSBIグループが提供する取引所です。
投資に関しては最大手で、セキュリティはもちろん、あらゆる面で高い実績と信頼があります。
特に、自社で運営する住信SIBネット銀行を利用すれば、手数料無料で入出金ができるという点は魅力的です。
しかし、レバレッジ取引はないため、あくまでも現物資産として仮想通貨を売買しなければなりません。
取り扱い通貨も少ないため、仮想通貨に興味がある方全員にSBI VCトレードが向いているわけではないでしょう。
あなたがSBIグループの他サービスを利用しているなら、非常に使いやすいといったところです。
続いては、SBI VCトレードの取扱暗号資産の一覧をご紹介します。
SBI VCトレードで取り扱いがある仮想通貨は3種類だけです。
これら3通貨は仮想通貨の中でも、特に知名度・人気・時価総額などが高くなっています。つまり、メジャーな仮想通貨だけ取り扱っているといったイメージです。
どの通貨も最低取引額は500円程度なので、小額から仮想通貨を取引したいなら、SBI VCトレードが適しているでしょう。
ただし、全て現物取引でレバレッジ取引はできないため、用意した資金だけで取引する必要があります。資金が少なければ利益も小さくなるという点は理解したうえで、取引に臨まなければなりません。
最後は、SBI VCトレードの特徴と強みについて解説します。
1つ目の特徴・強みは直感的に利用できる3つの取引ツールです。
SBI VCトレードには、販売所用の取引ツール「VCTRADE」と、取引所用の取引ツール「VCTRADE Pro」、そしてスマホ用の取引ツール「VCTRADE SP」の3つが用意されています。
販売所用の取引ツール「VCTRADE」は、買値と売値だけが表示されたシンプルなツールです。
取扱いのある3通貨が全て売買できるうえに、成り行き注文に加えて指値注文なども用意されています。提示されている価格ですぐに売買できるため、チャンスを逃す心配がありません。
また、取引画面も日需要にシンプルです。表示されるのは以下の情報だけなので、初心者の方でも見やすくなっています。
実際の注文では注文数を指定し、成行注文か指値注文のどちらかを選択して、最後に買いか売りどちらかを選べば注文実行できます。
取引所形式で仮想通貨が売買できる取引所用取引ツール「VCTRADE Pro」は、ビットコイン・リップル・イーサリアムの3通貨全てに対応しています。
実際の注文は板取引で行われ、価格によって買い注文と売り注文がどれくらい行われているのか把握できます。
注文数が多ければ板が厚いと呼び、注文数が少ないと板が薄いと呼びます。
そして、買い注文の板が厚ければ上昇する可能性が高く、売り注文の板が厚ければ下落する可能性が高いというわけです。
このように、VCTRADE Proを使えば今後の値動きの予測をしながら売買できます。
ちなみに、取引画面に表示される情報は以下の通りです。
売買する際は、銘柄選択して売買注文数を決めれば、あとは成行注文か指値注文かを決めて、「買い」もしくは「売り」をクリックすれば注文が完了です。
板取引ができる取引所は珍しいため、VCTRADE Proを使うためだけに登録しても十分に価値があるでしょう。
スマホで取引できる「VCTRADE SP」は、iOSとAndroidの両方に対応しています。
最大の特徴は、販売所でも取引所でも仮想通貨の売買ができるという点です。実際の売買では、取引所または販売所をタップすれば、その形式で取引できます。
また、直感的な操作で使えるツールでもあるため、初心者でも操作に迷う心配がありません。
もちろん、中上級者でも満足できるように多機能チャートを搭載するなど、充実したトレード環境が整っています。
画面構成は以下の通りです。
仮想通貨を取引する際は、取引銘柄を選択して、買いまたは売りを選択したのち、注文数と注文金額を指定すればOKです。
注文も簡単にできるため、慣れてしまえばスマホだけでトレードすることも可能です。
2つ目の特徴・強みは仮想通貨のレンディングが利用できるという点です。
仮想通貨のレンディングとは、ユーザーが保有している仮想通貨を取引所に貸し出すことで、数量と機関に応じた利用料金が受け取れるというサービスになります。
サービス内容は以下の通りです。
例えば、あなたのビットコイン0.1BTCを84日間で貸し出した場合、「0.1BTC×1%×84日÷365=0.0003BTC」が受け取れる計算です。
ちなみに、2020年まではビットコインだけの取扱いでした。しかし、2021年になってリップルのレンディングサービスも開始されました。
今後は、イーサリアムでもレンディングサービスが利用できるようになるでしょう。
このレンディングサービスを利用すれば、ローリスクで仮想通貨による資産運用ができます。
3つ目の特徴・強みは住信SBIネット銀行と連携すれば即時決済が可能という点です。
SBIグループでは、住信SBIネット銀行を運営していて、SBI VCトレードの口座と連携させるだけで即時決済ができます。
また、投資するための資金を入金する場合や出金する場合、住信SBIネット銀行と連携させるだけで手数料が無料になるのです。
ちなみに、住信SBIネット銀行と連携しておくと便利なのは、SBI VCトレードだけではありません。SBI証券やSBI FXトレードでも即時決済などの簡単にできます。
もし、他のSBIグループのサービスを利用しているなら、仮想通貨取引も同じSBIグループのSBI VCトレードを利用するとよいでしょう。
このように、SBI VCトレードは取り扱い通貨が少なくレバレッジ取引もない代わりに、信頼性と利便性の高い取引環境が用意されています。
日頃からSBIグループのサービスを利用している方なら、きっと効率のよい資産運用ができるでしょう。
これから仮想通貨を取引するなら、SBIグループの他サービスを併せて利用してみてください。
会社名 | SBI VCトレード株式会社 |
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所在地 | 〒106-6021 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー |
資本金 | 19億9,000万円 |
代表者 | 北尾 吉孝 |
暗号資産交換業登録 | 関東財務局長 第00005号 |
資本金が約1,000億円のSBIグループが運営しているので、倒産等で取引が不可能になるリスクが小さい。
暗号通貨を売買するだけではなく、貸し出すことによっても年率1%~3%の利息を受け取ることができ、運用の自由度が高いことが特徴です。